一枚のマゾ絵からストーリを膨らませてお届けするワンショット物語です。

その五 土下座


女御主人様のお友達の女性に土下座をして挨拶しなかった奴隷に対して・・・

「まったく、どういうつもりなのかしら、奴隷の分際で・・」
「も、申し訳ございません・・・女御主人様。ど。どうかお許しを・・・・」
「理恵は私の親友なのよ。それをお前は跪きももせずに挨拶するなんて。とんだ大恥をかいたわ」
「ううう・・申し訳ございません・・・」
「理恵はお前を鞭で打って満足したようだけど私の気は済んでないからね」
「は、はい・・女御主人様」
「ほら、もっと頭を床に擦り付けるんだよバカ奴隷!。ふだんからしっかり挨拶をしないからへまするんじゃないの」
「ううう・・・・お。お許しを・・・・」
「いい。お前達奴隷の挨拶は土下座!それも額に痕が付くくらい平伏するのが当たり前なのよ。わかった?」
「はい、女御主人様・・よくわかりました。ありがとうございます」
「よし、じゃあ庭に出て私の部屋に向って。”女御主人様申し訳ございませんでした”と1000回土下座するのよ。いくら時間がかかってもいいから必ず1000回おやり。わかったか、役立たずの能無し奴隷!」
「は、はい・・・・女御主人様・・・・・・ご命令ありがとうございます・・・うううう」

彼はすすり泣いていた。彼の女御主人様は以前会社の部下だった女性で今日来た友達の理恵も彼の部下だったからだ。
そしていつ終るかも分らない真っ暗な庭で彼は女御主人様の部屋に向って土下座し続けるのだった。