一枚のマゾ絵からストーリを膨らませてお届けするワンショット物語です。

その75 奴隷志願
 片山あゆみは奴隷募集サイトに募集メッセージを掲載したところ、応募件数が100通を超えたため本気度を試すため全身と顔アップの画像を送らせ、さらに奴隷になったら自分の名前を奴隷の体に刺青する旨を伝えた。
 そして3名が残りホテルの一室で奴隷面接試験をおこなう事にした。

 部屋に入った奴隷は入り口ですぐに全裸になり、四つん這いで進み座って待っているあゆみ様の足下に土下座して挨拶をする。
「あゆみ様、本日はわたくしめのような者をお試し戴くためお時間を戴きありがとうございます。あゆみ様の奴隷としてお使い戴けますよう心よりお願い申し上げます」
「よく自分の名前を言わなかったわね、感心じゃない。しっかり私の募集文を読んできたようね」
「はい・・ありがとうございます」
「わたしに奴隷志願した時からお前達の心も体もわたしの物、所有物にすぎないの。だから名前も私が付けるまではないのよね」
「はい・・お言葉ありがとうございます」
そう話している間も奴隷は床に頭を付けたまま上げる事は許されない。 
 つまりこの奴隷はまだ、自分の女御主人様になる女性の顔を見ることはできないのだ。
「少し堪え性を試すわ」
そう言って立ち上がると土下座している奴隷の後ろにまわり、持参した皮製の一本鞭を打ち下ろした。
 何発も打ちつけると奴隷の体に血が滲み皮膚が変色した・・奴隷は必死に痛みに耐えていたが、ついに声を上げた。
「ひぃ!!」
すると、あゆみ様はすぐに鞭をやめまた椅子に座った。
「26発か、そんな事でわたしの奴隷になれると思ってるの?」
「も・・申し訳ございません・・あゆみ様・・・どうか・・もう一度・・・」
「私が鞭で楽しんでる時に、失神でもしたらどうするの?わたしの快楽はお前達奴隷の全てに優先するって書いておいたわよね」
「は・・はい・・」
「奴隷は女御主人様のための使い捨ての玩具でしょ?」
「はい・・申し訳ございません・・どうか・・どうか・・お許し下さいませ・・」
 奴隷は泣き声で哀願していた。
「そんなにわたしの奴隷になりたい?」
「はい・・あゆみ様・・どうか奴隷としてご採用下さいませ・・お願いでございます」
「奴隷誓約書にサインはしてきたの?」
「はい・・」
「じゃあ、奴隷誓約書の文章を一字一句間違いないようにここで唱えなさい!」
「え!・・・・・・」
 奴隷達は皆、20項目にもわたる奴隷誓約書を覚えておらず、あゆみ様にひどく叱責され、罰を受けた。当然不合格と思っていた 奴隷達を彼女は特別なお慈悲という言葉で3匹とも奴隷に採用した。
 奴隷達は涙を流して喜び、新しい女御主人様に強い忠誠心を持つ事になるのだった。
 あゆみはこの奴隷達3匹を、毎日虐めて楽しみ、快適な女御主人様ライフを満喫していた。

QUEENS COLLECTION2 女神達の黙示録の扉編