第3章 牡奴隷教育 その5 特別懲罰室から出て元の調教室にもどると、加奈様にもう一度しっかりブーツに謝るように命じられ。私はブーツの前で頭を床に押し付けて何度も謝罪した。 その後、そのブーツを履いた加奈様に蹴られ、踏みつけられながらも加奈様の御機嫌を損なわないように、感謝の言葉を述べていたのだった。 そして、長かった1日目の調教がようやく終わり、12畜舎の檻に戻されたのだった。他の牡奴隷達も傷だらけの姿でぞくぞくと戻ってくる、中には蹴り転がされて涙をボロボロ流しながら返って来る牡奴隷の姿もあった。 全員が檻に戻ると調教女師様達は部屋から出て行き、代わりに昨日のマリン様とは違った看守様が入ってきた。 その途端、隣の511号が震え出したのだった。 「511号、久しぶりねぇ、2週間ぶりかしら?」 511号の檻の前に止まり、話しかけた。 「れ、麗華様・・御足下に跪かして戴き・・あ、ありがとうございます」 震えながら足下に土下座する511号を冷たい目で見下ろしながら、ゆっくりと私の方を見た。 「あら、新入りも居るのね?ふふふふ・・今日は楽しめそうねぇ、511号?」 「は・・はい麗華様・・・お楽しみ戴ける様に精一杯御仕えさせて戴きます」 「別に仕えてくれなくてもいいわよ、いつものように情けなく泣いてくれれば、わたしは楽しいんだから」 彼女は中国国籍の29歳の女性で、日本で牡奴隷の調教を学ぶため来日してこの看守の役を自ら志願したという。 彼女は日本の男に憎しみを抱いており、その調教はかなり残酷なもので、この看守の仕事も自らの欲求を満足させるためのものだった。 そして、511号は前からその標的とされていた、彼の顔が彼女の憎んでいた男の顔に似ているという理由だった。 「さあ、卑しい牡奴隷共。いつものように檻の外に出て後ろ手で正座しな!」 感高い声で命令すると、檻の中の奴隷達は一斉に檻から出てその前で跪き、手を後に回し真直ぐと前を見る姿勢で並んだ。 私もそれに習い、同じ姿勢をと「新入り、207号、遅いよ!」 「は、はい・・麗華様。申し訳ございません・・うぐっ!」 土下座した頭を上から思い切り踏みしめられたのだった。 「自分がどれだけ価値のないクズか、分かってるのお前?」 「ぐぐぇ・・申し訳ございません・・申し訳ございません。わたくしめは最低の牡奴隷です〜」った。
「ああ・美しく尊い麗華様に御蹴り戴けるなんて、わたくしめは果報者でございます。この感触を忘れず、麗華様への御崇拝の心を大切にさせて戴きます・ありがとうございました」 「ふん、まあいいわ。お戻り!」 「ありがとうございます。麗華様」 何ということだろう、彼女は蹴り飛ばした奴隷がどれだけ卑屈に御礼を言えるかを試して楽しんでいるのだった。 奴隷達は口々に彼女への崇拝と感謝を述べ、自分がどれだけ卑しい存在かを競って述べていくのだった。 そしてついに私の隣の511号の前に立ち、511号も顔を蹴られるのを予想して待っていた。しかし・・ 「ぐぇ!!」 彼女が蹴ったのは彼の腹だった。 全く予想していなかったので彼はお腹を抱えて前に倒れこんだ。 「あらあら、511号。お前は私の蹴りが欲しくないのかい?それに勝手に後ろ手を解いたわよねぇ?」 「うう・・・申し訳ございません麗華様・・どうか、わたくしめにも御美しいおみ足での蹴りを・・戴かせて下さいませ〜」 「そう、じゃあ、蹴られ易いようにしなさいよ!」 「はい・・ただ今・・」 511号は直ぐに元の姿勢に戻った。 するとさらに思い切り腹を蹴り上げる麗華様。 「うぐぇぇ!!」 「お前、どうやら私をなめているようねぇ?私の蹴りがそんなにイヤなのかしら?」 「お・・お許しを・・・どうか・お許し下さいませ〜」 泣き声にも近い声で必死に謝る511号の頭を踏み付けながら 「今日の生贄もお前に決まりね」 「おお・・・・お許し下さいませ〜・・・」 よほど、彼女が怖いのか511号は震えながら泣いていた。 「あら、わたしに遊んで貰えるのに満足に御礼も言えないの、マヌケ!」 「ひぃ〜・・・ありがとうございます〜・・ありがとうございます!!」 「そこの新入り!」 急に私に声をかける。 「はい!麗華様」 「お前も私の蹴りが欲しいか?」 「は・・はい・・どうか麗華様の御靴様の感触をこの卑しい顔に感じさせて下さいませ」 「ふん、わたしの靴底が汚れるわ、お前の顔なんか蹴ったら?違う?」 「は、、はいわたくしめの顔など麗華様の高貴な御靴底様とは反対に汚れております。せめてこの卑しい顔を麗華様の御靴底様で御蹴り戴ければ少しは・・良くなるかもしれません」 「そう?じゃあ少しはまともにしてやるよ、クズ!」 すると、一度蹴って御礼を言おうと起き上がる私の顔をまた蹴りつける、一度ではなく何度も何度も起き上がろうとする私の顔を蹴りつける。 「あわっ!!あああ・・・」 「ほら、少しはまともになったかしら?あはは・・・ほら!」 「あぐっ!」 とうとう起き上がれなくなった私の顔を上から踏みつけて 「これで満足かしら?新入りのクズ奴隷!!」 「ううう・・・ぐぇっ!」 顔は痣だらけであちこち血も滲んでいる。その顔にヒールが食い込んでいるのだ。 「ふん、もっと自分の身分を弁えて物を言うのね。今日はこれ位にしてあげるけど、今度は容赦しないからね!」 「うぐっ・・ありがとう・・・ございま・・す・・・」 そして私も蹴り飛ばされて檻の中に入れられた。檻の前には511号だけが震えながら土下座している。
鉄格子に体を当てて震える音が聞こえる。よっぽど痛いのだろう体と鉄がぶつかる音が連続して聞こえる。 「ほら、もっと泣け、このブタ奴隷め!!」 「あぎゃぁあぁぁぁぁぁぁ〜」 さらに電気の音がバチン・バチンと聞こえてきた・ 「ほら、どうした牡奴隷。まだまだ止めないよ。たっぷりと楽しませてもらうからね、あははは・・・」 「ひぃぃぃぃ〜・・・ご勘弁を〜!!!」 「まだメモリは50も行ってないわよ。ほらもっと上げてあげる」 「ぎゃぁあぁぁぁぁぁぁ〜お慈悲を・・・どうかお慈悲を!!!!」 「あはは・・あ〜面白い、ほらもっと泣け、もっとよ!」 泣きながら雄叫びをあげる511号の声を私達は土下座しながら聞くしかなかった。 どんなに痛めつけられても失神すらできず、残酷な支配者にただ許しを請うことしかできない牡奴隷の惨めさを全員が実感していた。 彼女は本当に楽しそうに511号を散々痛めつけて、ついに511号が失禁すると・・ 「お前、牡奴隷のくせによくも床を汚したわね。こんな堪え性のない奴隷は初めてだわ。もちろん罰は覚悟してるんでしょうね?」 「お・・・お・お許しを・・・どうか・・どうぁ〜・・・・」 すでに511号は」正常な受け答えも出来ないほどの状態になっていた。 麗華様は冷水を頭から浴びせて511号を正常に戻すと、さらに罰を言い渡したのだった。 「アア〜お願いですぅ〜・・・もう・・・もうお許しを〜!!!」 それを聞いて511号はまた泣き叫んだ。 |
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