遊戯の終り PART4 真希は勝ち誇り、勝弘の眼前に靴底を突き付けた。 フンッ、幾ら口惜しがったって、勝弘は所詮クズの中のクズ、プライドなんかどこにもないものね、きっと泣きながら私の靴底、ペロペロ舐め回すわよ。 真希の読み通りだった。真希にプライドも何もかも打ち砕かれ蹂躙し尽くされた勝弘にとって、真希の命令は逆らうことなど想像もできない、至上のものだった。 「う、うぐううう・・・ひ、どい・・・」 涙に咽びながら、勝弘は真希の靴底に震える舌先を伸ばし、舐め始めた。ピチャピチャと微かな音が響く。靴底を舐める音。我と我が身で、自分の舌でトイレを歩いた靴底を舐め清める音。 嘲りと嫌悪と侮蔑の顔が次々と視界に飛び込む。呆れた、見ちゃいられない、穢らわしい・・・昨日まで普通に話していたクラスメートの、心の底からの軽蔑が針のように突き刺さる。あ、ああ、あううう・・・靴底の味がする。苦い埃っぽい・・・味と言うには微か過ぎる、靴底の汚れが細かな粒子となって舌に浸み込んでくるような味だ。ま・・・じゅ・・・い・・・・屈辱汚辱の味に、全身が瘧のように震えてしまう。 あぐううう…トイレの床に・・・間接キス・・・屈辱に気も狂いそうだ。し、舌が・・・腐る・・・真希の上履きの、ゴム底の臭いがする。 見事に伸びた真希の美脚が履いている白い上履き。自分の顔を踏み躙り責め苛んだ靴を、舐めさせられている。 想像を絶するほどの恥辱だ。そして真希の靴越しに、地獄のパノラマが広がる。中央に、腕を組み悠然と美脚を突き付ける真希の、勝ち誇った美貌が輝く。 そしてその左右に奥に、何人ものクラスメートの顔が浮かぶ。 嫌悪嘲笑侮蔑・・・打ち捨てられた汚物を見る目。およそ人間を、クラスメートを見る目ではない。人間以下の化物、穢らわしいゴミクズを見る目だ。 いや、そんな目で・・・僕を・・・見ないで・・・だが赦しなどこない。誰も同情などしてくれない。真希は冷酷に靴底を突き付け、延々と舐め清めさせる。 舌が痺れてくるまで舐めさせても、未だ赦さない。舐めなさいよ、もっと、もっとよ・・・恥ずかしい姿を、無様なその顔を、みんなにしっかり見せなさいよ。一生消えないトラウマになるように、絶対に消せない焼印を、心の奥底まで焼き付けてやるからね。誰憚ることなく、クズ人間を責め嬲る快感を満喫しながら、真希はいつまでもいつまでも靴底を舐めさせ続けた。
そんなクズだったら、このトラウマ自分で抱え込んでおくしかないよね。ウジウジと女々しく抱え込んどくしかないよね。
アハハハハッ!その心の傷、いつまで経ったって絶対に癒やせやしないよ。いつまでもいつまでもジクジクと血が滲んで、クチャクチャに化膿して絶対に治せない、いついつまでも痛みが消えない傷だよ。 アハハハハハッ、いい気味! ああスッキリした! 心の底から満足した真希は、腕時計を見た。そろそろ行かなくちゃ、本当に部活に遅れちゃうわ。 いいわ勝弘、締めにしてあげる。スッと美しい脚をあげ、土下座した頭を踏み付けた。 アヒイッ!後頭部に感じる靴底の感触、顔面で舌で散々味合わされた屈辱の感触に、勝弘の悲鳴が上がる。ままま、また、また苛められるうううっ! ゆっくり二度三度と後頭部を踏み躙った靴底が後頭部からどけられた、と思った次の瞬間、白い上履きの爪先が顔の下に差し込まれ、クイッと額を小突き上げクラスメートを仰ぎ見させた。 「ダメね勝弘、誰も赦してくれないみたいね。」 わざと冷たく言い放つ。 「や、いや、そそ、そんなそんなあああ・・」 靴で顔を小突き上げ見下ろす自分と、土下座したまま靴で小突かれる勝弘、この対比が堪らない。怯える勝弘を暫し楽しんだ真希は、ペッペッ、と何度も何度もたっぷりと唾を吐き掛け、勝弘の顔中をびしょ濡れにしてやってから、しっかりと見守っていた唯花に声をかけた。 「どう唯花、勝弘のリンチ、こんなものでいいかな?少しは唯花も収まりつくかな?」 フッとこの日初めて、唯花が笑った。真希ったらもう、最後は私にやらせるんだから。 「うん、ありがとう真希、十分、ほんと十分よ。いい勝弘、赦してあげるけどさ、もう絶対、私に近づかないで。また私にちょっかい出したりしたらさ」 クスクス笑いながら真希と勝弘を交互に見る。 「また真希にリンチして貰うよ。」 「ひ、ひいいいっ!し、しませんしません、絶対、絶対もうしませんんっ!」 惨めな金切り声に、どっと教室が沸いた。 「いいわ勝弘、唯花が赦してくれたから、今日のところはこれで赦してあげる。」 フウウウウ、お、終わった・・・やっと・・・勝弘の緊張が緩むのを見下ろす真希の美貌に、残酷な冷笑が浮かぶ。 「但し」えっえええっ!ま、未だあるの!?!? 驚愕した勝弘は、土下座したまま真希を仰ぎ見る。 「早く顔、洗いに行きたいでしょう?私にあれだけ唾を吐き掛けられたんだもんね、一刻も早く洗いたいでしょう?」 その通りだった。未だ乾いていない真希の唾が、顔中から滴っている。一刻も早く拭いたかった、洗い流したかった。 「ダメよ。顔を洗うことは許さないわ。今日一日、私が吐き掛けた唾はそのままにしておきなさい。ちゃんと全部、顔に浸み込むようにね。どうせ直ぐ唾は乾くけどね、乾いても臭い位、少しは残る筈よ。ウフフフフ、今日一日、私の唾の臭いと一緒に過ごすのね、勝弘のおバカな頭にも、私に唾を吐き掛けられた、てことがしっかり焼きつくようにね。」 「そ、そんなあああ、あ、洗うな、だなんて・・・」 か細い抗議を完璧に無視して真希は続けた。 「それと、教室見てご覧、勝弘がちゃんと受けないから、私の唾が床に垂れちゃったじゃない。」 確かにそうだった。教室中を唾で追い回されたのだ。的を外れた唾、勝弘の顔から垂れた唾が、あちこちに水滴となっていた。 「ダメじゃない。ちゃんと掃除しておきなさい。」 一瞬、間を置いた。 「私が吐き掛けた唾を、全部、一滴残らず掃除するのよ。ウフフフフ、どうやって掃除したらいいか、分かるよね。アハハッアハハハハハッ!」 止めの屈辱に呆然とする勝弘に目もくれず、真希は唯花たちを誘ってさっさと教室を後にした。
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壮絶!!美熟女発酵ツバ地獄
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