不良少年の秘密、そして末路 その3
翌日___
諒太は深夜の学校忍び込みアナニーののち帰宅後、自宅でもまた節操もなくアナニーに耽ってそのまま寝てしまったようだった。 すでに目覚めた時は昼過ぎであった。 どうせ一週間の停学処分中であったのでどうでも良かったのだが、アナニー中で寝てしまったので風呂にも入っていない。 諒太の部屋は大量のコンビニ弁当やスナック菓子、ビールの空き缶に大量のタバコの吸殻などで埋め尽くされ足の踏み場は大量のSMグッズや 女王様関係のDVDや雑誌に囲まれたかろうじて寝起きできるベッドのみだった。 他に洗濯されていないザーメンまみれの黒いTバックビキニの山に黒い靴下やTシャツなどで、それらゴミと合わせ強い異臭を放っていた。 諒太は履いたままだった黒いTバックビキニと黒靴下を脱ぎにおいを嗅ぐ。 (うわ、クッセー…) 普段学校などでアナニーやオナニー時に大便器に顔を突っ込みこびりついた大便など平気で舐めとれる諒太も男の、まして自分の靴下のにおい など論外だった。 父親もほとんど帰宅せず半ばネグレクト状態なので致し方なかった。 脱いだTバックビキニと靴下を黒い下着類の山へ投げ捨てシャワーを浴びに行こうとするとスマホがメール着信を告げる。 見たことのないアドレスからだった。 本文はなくURLが添付されていた。 何気なく開くと、動画が映し出される_ (あ~ん、あ~ん、真奈美様のペニス超気持ちイイっス、あ~ん) 血の気が引く_ とはこういうことか、頭の悪い諒太にもそこに映し出されている、下着と靴下だけの情けない格好でアナルに巨大なバイブをくわえ込む少年が自分 だということが。 (え、なにこれ冗談なの?てかマジで?ヤバくない?マジやベーじゃん!オレ変態なのばれてんの?誰だよ?クソッ!!) 頭が混乱してくると同時に冷や汗がでてくる。 そこへ二通目が届く。 この動画をばら撒かれたくないなら昨日と同じ格好でここに来なさい。 そう書かれた本文下に住所が書かれていた。 (なんだよ、マジでイライラすんな、クソが!!) 半ば泣きそうになりながらも自分の痴態で少し勃起しかけのペニスを洗濯物の中のザーメンまみれでガビガビになった黒いTバックと臭いのする黒 靴下を履き、脱ぎ捨ててあった学ランを着て慌てて家を後にし 不良少年の秘密、そして末路 その4
書かれた住所を頼りにたどり着くとそこは立派な門構えの純和風の屋敷だった。 立派な門構えに小動物のようにちじ困り困惑する学ラン姿の少年。 盗撮するような人物とこの大きな屋敷が頭の中で結びつかなかった。 その時、門のインターホンからどこかで聞いたことのあるどもり気味の中年男の声が語りかけてきた。 (た、竹村諒太だな、遅いぞ、ば、ばかのくせして、ご主人様がお待ちだ、は、早く入れ、ばかガキっ!) 困惑が吹き飛び怒りが増してきた諒太。門を蹴飛ばして突撃していく。 玄関をあけ怒鳴り散らす諒太。 「テメー、誰だコラ、オレ様のあれ盗撮しやがって!!」 と、目に飛び込んできたのは、退学になった不良仲間と学校でいじめてからかっていた用務員の高木だった。 「お、お前、ぼ僕にそそそんな口、き聞いていい、いいと思って、る、るのか~」 おびえながらも薄気味悪い顔でニヤニヤしている高木。 「うるせぇ、お前ゼッテーブッ殺すっ!ボコボコにして動画回収したら殺す…」 なぐりかかろうとした瞬間、「高木っ!、早くそのクズを私の前につれてらっしゃいっ!!」 ヒステリックに叫ぶこれもまた聞きなれた、いや憧れの女性の声。 諒太はその声でまるで訓練を徹底された犬のようにおとなしくなった。同時にペニスも勃ち始めてしまっていた。 高木はおとなしくなった諒太に後ろ手に手錠をかけ、靴を脱がせ犯罪者を引き立てるように奥座敷に通じる 長い廊下を行く。 諒太は半ば顔面蒼白で、先ほどの手のつけられない不良男子高校生らしさは影をひそめ、借りてきた猫のようだ。 一方の高木は諒太を始め、年下の生意気な少年たちにさんざん屈辱を浴びせられたので、立場が逆転して上機嫌だ。 廊下を歩く途中幾度と諒太を小突き、頭を殴り、蹴りをいれつつ進む。 諒太は殴られるたび睨むがそれ以上は何も出来ない。唇を噛み、屈辱で泣きそうになっている。 廊下を抜け、ついに座敷についた。 高木は諒太をバカ力で抑え込み座らせた。
鼻水と涙でその場を汚す汚らしいブタ男。 その光景を目の当たりにし、信じられない顔で見ている諒太。 (ひょっとして校長、いや真奈美、様ホントにオレの妄想の通り…?) 盗撮動画の事などすっかり忘れて妄想が確信に変わっていく諒太。一通り折檻し終えると諒太にむきあった真奈美。 唐突に訪れたうれしい出来事に戸惑う諒太に突然激しい往復のビンタが炸裂した。 それは今まで何度もされたビンタよりも強烈で、強い痛みと鼻血がでてしまうほどだった。 「姿勢が悪く申し訳ございませんでした!真奈美様!」 未だ童貞でもちろん本格的にもM男として調教を受けていないのに、素早く反応しひれ伏す諒太。 生まれながらの真性M男としての人生が幕を開けた瞬間だった。 「竹村諒太、1年D組16歳、お前、手を焼く不良だと思ってたけど、こんな秘密があったなんてねぇ…」 真奈美の持つタブレット端末には例の盗撮動画が再生されていた。 思わず耳の先まで赤くなる諒太。 茶色い髪をワシつかみにして顔をあげさせる。
即座に立ち上がる諒太。 手錠をはずす。 「お前はもう高校生じゃない、ただの無職なんだからその制服はすぐに脱いで昨日の格好になるんだよ!」 そう命じられ、学ランを脱ぐ諒太。 引き締まった身体に黒いTバックに黒い無地の靴下だけの姿になる諒太。 黒いTバックは激しくテントを張りカウパー液でさらに黒染みを作っている。 「フフッ、いい格好じゃないの、変質者そのものね、高校生のくせにそんな格好で毎日穴いじりしながらオナニーして、 このクズガキ!」 そう言うと諒太の股間を力の限り蹴り上げる。 思わず股間をおさえ悶絶する少年。 「まあいいわ。それよりお前これからどうするつもりかしら?そうそう、言い忘れたけど、お前のこの動画、もう色々な サイトにアップしてやったのよ。名前と年齢付でね、お前が我慢できずに自分であげたことになってるのよ、変態男子 高校生ですってね」 「学校の裏サイトだったかしら?あれにもちゃんと載せてやったからね、うれしいでしょう?」 思いがけない話に苦しみながら思わず声をあげた。 「そ、そんな…、マジですか…、オレ、オレ…」 もうこの町にはいられないだろう、そう考えると目の前が真っ暗になった。 |