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◆namelessさんからのご投稿
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                              挑   発 その1
「急にそんな事、言われてもなあ…」
27歳の和夫は渋い顔をした。まだ新婚2ヶ月目なのに、同い年の新妻の優子から、妹をしばらく同居させて欲しいと頼まれたのだ。
「妹の希美は高校卒業と同時に家出して、風俗のバイトをしながら自堕落な生活をしてたんだけど、生活を立て直したいと、ようやく私に連絡してきたの。親からは勘当されてるし、親戚からも見離されてるから、私しか頼れないのよ。お願いします、この通り」
優子から両手を合わされて拝まれ、和夫は惚れた弱みで嫌とは言えなくなってしまった。
区役所勤めの和夫は合コンで、大手出版社で編集をしている優子と知り合い、一目惚れした和夫が猛烈にアタックして、ゴールインしたのだった。この長引く不況で公務員は絶大な人気があり、冴えない和夫でも美貌の優子と、何とか結婚までこぎつける事が出来たのだ。
しかし規則正しい生活が出来る公務員の和夫と、編集者として時間が不規則なキャリアウーマンの優子はすれ違いが多く、なかなか新婚気分が味わえなかった。そこに義妹を同居させて欲しいと言われて、さすがに和夫も渋ったのだが、優子に対して断れなかった。二人は4DKのマンションの一室を片付けて、早速明日から同居する事となった。
 
 
翌日の夕方遅くインターホンが鳴り、和夫がドアを開けると、スーツケースを両手に下げた派手な女性が飛び込んで来た。
「お邪魔します、希美です。お義兄さんの和夫さんですね。初めまして、宜しくお願いします」
「あっ、は、初めまして、松村和夫です。こちらこそ宜しく」
優子から3歳下と聞いていたから24歳の筈だが、金髪の巻き髪に濃く派手なメイクをして、ピンクのノースリーブのシャツとデニムのショートパンツに、赤いサンダル姿の希美は、19か20歳位に見えた。姉の優子は清楚な和風美人だが、妹の希美は今時のギャル風美人で、グラマーな胸が突き出て和夫は目を奪われ、あたふたと挨拶を返した。奥から優子が出て来た。
「希美ちゃん、遅いじゃないの。相変わらず、時間にルーズね。そんな事じゃ、生活を立て直せないわよ。早く荷物を持って上がって」
「はーい」
ペロッと舌を出した希美は、重そうにスーツケースを下げて、玄関を上がった。
「あっ、希美さん、僕が持ちますよ」
和夫は慌てて希美のスーツケースを手にし、部屋へ案内した。
希美が荷物を片付けると、三人はテーブルに着いて夕食を取った。希美は料理を一口食べると、かん高い声を出した。
「わぁー、これ、お義兄さんが作ったんでしょう。美味しい、信じられない。お姉ちゃんより、遥かに上手じゃないの」
「うるさいわね、さっさと食べなさいよ」
二人のやり取りを聞いて、和夫は苦笑いした。時間が不規則で留守がちの優子に代わり、和夫が家事をこなしていたので料理の腕も自然に上がり、まるで主夫みたいだと優子にこぼして、怒られたばかりだったのだ。
「ところで希美さんは、これからどうするの?」
和夫は希美のコップにビールを注ぎながら、尋ねた。
「うーん、とりあえずハローワークに行って、仕事を探そうと思ってるの。夜の仕事は若い時しか出来ないし、人間関係がハンパ無くストレス溜まるし、時給はいいんだけど出る方も多くて、結局お金が溜まらないのよね…」
希美は暗い顔で言葉を濁し、和夫はこれ以上聞かない方が良いと判断した。しかし優子は、強い口調で説教した。
「地道に努力せず、手っ取り早く稼ごうとするから、そのツケが廻って来たんでしょう。ここにいる間は、家賃代わりに少しは家事を手伝いなさいよ」
「分かってるわよ、お姉ちゃん…」
希美が口を尖らせて返事したのを見て、和夫は慌てて場を取り成した。
「まあまあ、希美さんも疲れてるだろうから、今日は早く休んで。明日から、焦らずにゆっくり仕事を探せばいいから」
「ありがとう。お義兄さん、優しいわね。私のタイプだわ」
希美は礼を言い、大きな瞳でじっと見つめたので、和夫は胸が高鳴って顔が赤くなり、急いでビールを口にした。しかし優子にテーブルの下で、足を蹴られてしまった。
次の日から希美は職探しのため、日中は外に出て、夕方に戻るという生活サイクルになった。しかし技能も資格も無い希美が職を得る事は難しく、アルバイトでさえ時給を低く抑えられる学生やパートの主婦に取られ、希美が割り込む事が出来ないと、和夫と優子に愚痴をこぼした。
「もう一度、夜の仕事しようかな…」
とこぼす希美を、優子は、
「それじゃ、元の木阿弥でしょう。せっかくやり直そうと決心したんだから、もっと頑張りなさい!」
と叱咤した。
和夫は二人のやり取りを聞きながら、内心希美が早く独立してくれる事を願っていた。最初希美は家事をしてくれたのだが、要領が悪く、和夫がやり直してばかりで、かえって手間が掛かるので止めてもらった。
また希美は優子が何度注意しても、室内を下着姿や、風呂上りにはバスタオル一枚を巻いただけの姿で平気で歩き回るので、和夫には目の毒だった。
新婚にも関わらず、時間が不規則で夜遅くに帰宅する事も多い優子との夫婦の営みは途切れがちで、たまにしても彼女は淡白なのか、不感症かと思う位に反応が鈍く、まだ若い和夫は常に欲求不満であった。
そこにグラマーな希美が挑発するように、裸に近い姿で豊かな胸を揺らし、大きな尻を振って歩き回るのだから、鼻血が出そうで自分の自制心がいつまで保てるのか自身が無かった。
このままでは誘惑に負けて、間違いを犯してしまう…和夫は自分を抑えるのに、苦悶していた。
ある日、洗濯しようとしていた和夫の目に、希美の派手な下着が飛び込んで来た。洗濯籠に無雑作に入れられた原色のブラジャーとパンティは、欲求不満の若い和夫にとって、あまりにも刺激が強過ぎた。
彼は頭が真っ白になり、気がつくと希美のパンティを手にしていた。
(何をしてるんだ、俺は…。元に戻さないと)
頭ではそう思ったものの、和夫の手は自然にパンティを自分の鼻に押し付けていた。鼻孔の奥まで若い女性の、強烈な饐えたような臭いが到達し、脳髄が痺れ、希美のグラマーな姿態が次々に脳裏に浮かび上がり、理性のタガが完全に吹き飛んでしまった。
和夫は穿いていたスウェットを膝まで下ろすと、極限まで硬くなったものを握り、しごき始めた。同時にパンティの一番汚れているクロッチ部分に舌を這わせ、口に含んだ。酸味のある生臭い臭いが口中を充満したが、理性を失い、一匹の雄と成り果てている和夫には、たまらない芳香であった。
股間のものをしごく手が激しくなり、あっという間に果ててしまった。射精した後、少しの間呆然としていたが、はっと我に返り、濡れタオルで手と股間を拭い、飛び散った精液を拭き取ると、希美のパンティを洗濯籠に戻した。それから洗濯物を洗濯機に入れ、スイッチを入れた。
希美の下着も一緒に洗濯して、自分のしゃぶった痕跡を消しておきたかったが、希美もさすがに下着だけは自分で洗うと和夫に言ってたので、洗濯出来なかった。
この日は希美の顔がまともに見れず、彼女に話し掛けられると、どぎまぎと受け答えして、怪訝な顔をされた。
一度禁断の橋を渡ってしまうと、もう歯止めは利かなかった。こっそりと希美の汚れたパンティでオナニーするのが、和夫の習慣となってしまった。そして彼の行動は、更にエスカレートした。
和夫の部屋はマンションの一階で、裏の駐車場と浴室の窓が面しており、駐車場からこっそり覗く事が出来たのだ。希美がシャワーを浴びてると、和夫はそっと部屋を出て駐車場に廻り、覗きをするようになってしまった。
和夫は浴室の窓の細い隙間から見える、お湯をはじく希美のグラマーな裸体を覗き、息を殺して股間の熱く猛ったものを握り締めていた

優子が取材で五日間の出張に出掛けた日の夕方遅く、希美はいつものように屈託の無い笑顔で、
「お義兄さん、先にお風呂入るわね」
と言って、浴室に入った。和夫はそれを見届けてから、そっと玄関を開けて外に出て、裏の駐車場に廻った。浴室の窓の隙間からシャワーの流れる音が響き、和夫は胸を高鳴らせて、そっと覗き込んだ。しかし浴室内は無人で、シャワーが流しっぱなしになっているだけだった。
和夫が首を傾げると、背後から、
「お義兄さん、何してるの!」
と希美の声が響き、驚いて心臓が口から飛び出そうになった。顔面蒼白となって後ろを向くと、携帯電話を手にした希美が、恐い顔で和夫を睨んでいた。
「えっ、いや、その、車のキーが見つからないんで、駐車場に落としたのかと思って…」
「ふーん、お風呂に車のキーがあるの?ふざけないでよ!私が前から覗かれてるのに気づかないとでも思ってたの?ようやく現場を押さえて、証拠に動画撮影出来たわ」
希美は手にした携帯電話を和夫に突き出し、彼の苦しい言い訳を一蹴した。和夫は無言でうなだれるしかなかった。
希美は和夫を連れて部屋に戻ると、とりあえずシャワーを止め、彼をリビングの床に正座させた。義妹に正座を命じられるのは屈辱であったが、弱味を握られてしまった和夫は逆らえず、希美の命令に下唇を噛んで従った。
希美は正座した和夫を、容赦無く責め立てた。
「今までに、何回覗いたのよ!」
「…二回か三回です」
力無く答えた和夫の頬に、希美の強烈な平手打ちが炸裂した。
「ひいぃっ」
和夫は思わず悲鳴を漏らし、床に横倒しになった。希美は和夫の頭を踏みつけ、怒鳴りつけた。
「白々しい嘘をつくんじゃないわよ!正直におっしゃい!」
「は、はい、十数回は覗きました…」
和夫は義妹に頭を踏みにじられる屈辱に、声を震わせながら白状した。
「何ていやらしいの!義理の兄が痴漢だなんて、情けないわ!」
希美は和夫の頭から足を外すと、彼の脇腹に蹴りを入れた。
「ぐえっ」
和夫の口から呻き声が上がった。
「いつまでも寝転んでないで、きちんと正座しなさいよ!」
希美に叱られて、和夫は痛みと口惜しさで涙を浮かべながら、脇腹を押さえて正座し直した。希美の厳しい追及が続いた。
「それと、お前に聞きたい事があるの。洗濯籠に入れてる私の汚れたパンティが、誰かにいじられた跡があるのよ」
和夫の胸の鼓動が早くなり、手のひらに汗が滲んだ。
「パンティの汚れが妙に薄くなってたり、湿ったりしてるのよ。お前、心当たりがあるんじゃないの。どうなの!」
希美は和夫をすっかり《お前》呼ばわりして、問い詰めた。和夫は顔を紅潮させながらも、首を横に振って否定した。
「いいえ、私は知りません」
すると希美は和夫の髪を掴み、目が眩む程の強烈な往復ビンタを、何発も喰らわせた。
「ひいぃっ」
希美は悲鳴を上げた和夫の顔面を蹴り、再度彼を床に倒した。彼女は仰向けに倒れた和夫の顔を踏みにじり、怒鳴りつけた。
「とぼけるんじゃないわよ!お前以外に、一体誰が私のパンティをいじるのよ。正直におっしゃい!」
男の顔を義妹に踏まれるなんて…和夫は屈辱で身震いしながら、観念して白状した。
「す、すみません、僕が触りました…」
希美は和夫の顔から足を外すと、再び正座するように命じた。屈辱で顔を真っ赤にした和夫がよろよろと正座すると、希美は追及を続けた。
「私のパンティをどの様にいじったのか、具体的に説明しなさい!」
「そ、それは、その…」
さすがに和夫が口ごもると、希美はすかさず彼の頬に平手打ちした。
「ひいっ」
思わず悲鳴を上げた和夫を、希美は大声で怒鳴った。
「今更とぼける気なんて、私を馬鹿にしてるの!早く言ってごらん!」
和夫は恥辱のあまり、涙を床にこぼしながら話し始めた。
「は、はい、希美さんのパンティの臭いを嗅ぎました…」
その途端、希美の平手打ちが和夫の頬を襲った。
「ひいぃっ」
希美は悲鳴を漏らした和夫を、激しく罵った。
「この変態!臭いを嗅いだだけじゃないでしょう。それから、どうしたの!」
和夫は火が噴き出る位に顔を赤くして、どぎれとぎれに答えた。
「…はい、パンティの…汚れた所を…な、舐めました…」
またも希美の平手打ちが、和夫の頬に炸裂した。
「ひぃっ」
悲鳴を上げた和夫を、希美は徹底的に罵倒した。
「どこまでいやらしいのよ!最低の変態!お前みたいな異常性欲者が義理の兄だなんて、おぞましくて身震いがするわ。こんな変態男と結婚したお姉ちゃんが、可哀想過ぎるわよ!」
和夫はあまりの屈辱に耳たぶまで顔を赤くして、体を震わせ、俯いて涙をこぼし続けた。希美は妖艶な笑みを浮かべて、屈辱に苛まれる和夫の姿を楽しみ、意地悪く責め立てた。
「それで私のパンティの臭いは、どうだった?詳しく説明してごらん」
和夫は恥辱でつっかえながらも、何とか答えた。
「あ、あの…饐えた様な…酸っぱいような…鼻にツンッと来る臭いでした…」
和夫が答えた途端、希美は又も彼の頬に平手打ちを見舞った。
「何よ、失礼ね!私が臭いと言いたいの?そんなに臭いのに、なぜ嗅いだりしたのよ、この変態の豚!」
和夫は打たれた頬を押さえて俯き、下唇を噛んで希美の罵声に耐えた。希美は更に問い詰めた。
「臭いを嗅いだだけじゃなくて、パンティの汚れも舐めたのよね。どんな味がしたの?」
「な、生臭くて…舌を刺激する…酸味の強い味でした…」
希美は再び和夫を平手打ちした。
「ひいぃっ」
「私が不潔と言いたい訳!そんな汚い所を、よく舐められたものね、変態のうじ虫!」
和夫はあまりの恥辱に耐え切れず、すすり泣きを始めた。しかし希美の追及は、容赦が無かった。
「男のくせに、メソメソするんじゃないわよ!私の汚れたパンティの臭いを嗅いで、舐めただけじゃないでしょう。そんないやらしい事をしながら、何してたのよ!」
もはや抗う気力も失った和夫は、訥々と白状した。
「は、はい…あの…オ、オナニーしました…」
「この最低の変態!もう許さないわ!」
希美は和夫の髪を掴み、目から火花が散る程の強烈な往復ビンタを、何度も繰り返した。
「ひいぃっ、許して、許して下さい」
和夫は泣いて、希美に許しを請うた。希美は和夫の髪から手を離すと、立ち上がり、彼の目の前でショートパンツとパンティを脱いだ。それから脱いだパンティを裏返し、和夫の顔に投げつけて、非情な命令を下した。
「今までお前がしてきた事を、この場で再現してみなさい!」
「えっ、そんな…」
パンティを手にした和夫が、さすがに顔色を変えてためらうと、すかさず希美の平手打ちが彼の頬を見舞った。
「ひいいっ」
「変態のくせに、私の言う事が聞けないの!」
和夫は希美に一喝され、しゅんとなってしまった。震える手でおずおずと、彼女のパンティの一番汚れたクロッチ部分を、自分の鼻に当てた。希美は和夫を罵倒し、散々平手打ちして昂ぶったのか、その部分はぬるぬるとした分泌液がべっとり付着しており、後ろの方には茶色い筋も付いていた。
和夫が臭いを嗅ぐと、若い女性の興奮した独特の、饐えたような強い臭いが鼻孔の奥まで届き、脳をわしづかみにされた様な衝撃を受けた。彼の体は小刻みに震え、穿いていたスウェットを突き破るかと思える程、股間のものが怒張した。
希美は下半身裸のまま、椅子を引き寄せて座り、携帯電話を手にして、和夫の痴態を動画撮影し始めた。
「うふふ、なかなか面白い姿ね。臭いを嗅ぐばかりじゃなくて、舐めてごらんよ」
希美の嘲る様な声に促され、理性を半ば喪失した和夫は、汚れたクロッチ部分に舌を這わせた。舌に生臭い味が拡がり、口中に酸味の混じった悪臭が充満したが、人間性を失いかけている和夫はますます興奮し、股間のものを更に硬く膨張させた。
「ふん、股の所が、はち切れそうになってるじゃない。義理の妹のパンティを舐めて興奮するなんて、本物の変態ね。汚らわしい!」
希美の蔑みが胸を抉り、頭の中で反響して、目の奥が熱くなった。しかし股間のものは、萎える気配がなかった。
「舐めるだけじゃなくて、口に入れて、よくしゃぶりなさい。変態の豚!」
希美に命じられ、和夫は汚れているクロッチ部分を口に含んだ。酸味と苦味が混ざった様な生臭い臭いが口一杯に拡がり、自分が情けなくて、涙が頬を伝った。しかし股間のものは、極限まで硬く大きくなっていった。
「そろそろ下半身をさらけ出して、オナニーしなさいよ」
希美は携帯の動画撮影を続けながら、楽しそうに命令した。反抗する気力を完全に失った和夫は、パンティをくわえたまま、スウェットとトランクスを脱ぎ、中腰になって股間の屹立したものを握った。希美の視線が屹立した股間のものに向けられているのを意識しながら、握った手を前後に動かして、しごき始めた。
希美は面白そうに、しばらく動画撮影していたが、一旦中断すると、台所の壁に掛けていたホワイトボードを取って来た。それから傍らのテーブルに、和夫が写るように携帯を置き、動画撮影を再開した。
「変態のうじ虫、いつまでもパンティをくわえてないで、それを自分のものに巻き付けてごらん。そうして、オナニーするのよ」
和夫は希美に言われた通りに、股間の猛ったものにパンティを巻き、しごいた。素手でしごくのとは違い、布地の摩擦が和夫のものに強い刺激を与えた。
希美はマーカーでホワイトボードに何やら書き込むと、和夫の方に向けた。
「私が書いた文章を声に出して読みながら、オナニーしなさい」
希美の命令通りに、和夫は自分のものをしごきながら、ホワイトボードの文章を訥々と読み始めた。
「…私は、覗きをして…パンティを…嗅いで…舐めてしゃぶる変態…です…パンティを…あれに巻き付け…オナニーするのが…好きなのです…」
希美はホワイトボードの文字を消すと、素早く新しい文章を書き込み、和夫に見せつけた。
「…私を罰して…下さい…鞭打って…足蹴にして…おしっこを無理やり…飲ませて下さい…そうです、私は…マゾの変態なの…です…ああっ!」
そこまで読んだところで、和夫のものは刺激に耐え切れず、夥しい量の白濁液を噴出してしまった。和夫は自分の体の芯となっている気力・体力が全て抜き取られたような気がして、がっくりとうなだれた。床に和夫の涙がポタポタと滴り落ちた。
希美は満足げに微笑むと、テーブルに置いて動画撮影していた携帯を手にし、和夫に新たな命令を下した。
「女々しいわね。メソメソ泣いている暇があったら、お前が床に撒き散らしてしまった汚らわしい液を舐め取りなさい!」
腑抜けの様になった和夫は這いつくばり、床に飛び散った自分の精液を舌で掬い取った。口に拡がる生臭い味が惨めさを倍増させ、体が震えた。
舐め終わった和夫に、希美は立ち上がって携帯の画面を突きつけた。
「お前の変態の本性を、自分の目で見て認識するのよ!」
和夫は最初の覗きから、パンティを舐めてしゃぶり、オナニーする場面まで見せられ、自分の醜悪さを心に深く刻み込まされた。特に最後の、ホワイトボードを読みながらオナニーさせられた場面は、まるで露出狂の変質者が、自分の変態性を独白しながらオナニーを見せつけている様で、正視に耐えなかった。希美は和夫を脅しつけた。
「お前は、私の言いなりになるのよ。もし私に逆らったりしたら、この動画をお姉ちゃんと、お前の職場の人達に見せてやるからね!」
和夫は恥辱で赤くなっていた顔から血の気が引き、真っ青になった。そんな事をされたら、優子に離婚され、区役所は辞めなければならないだろう。妻も職も失い、路頭に迷ってしまう。和夫は希美の足元に土下座して、必死に哀願した。
「希美さん、お願いです。決して逆らったりしません。ですから、何とぞ秘密にして下さい。お願いします」
希美は土下座した和夫の頭を踏みつけ、勝ち誇った笑い声を上げた。
「ほほほ、いいわよ、秘密にして上げる。その代わり、お前は私の奴隷になるのよ。今からお前の事は、“男奴隷”と呼ぶわ。私の事は、“女御主人様”もしくは“希美様”とお呼び。分かったかい!」
希美は和夫の頭を更に強く踏みにじり、高らかに奴隷宣言を行った。和夫は額を強く床に押し付けられ、あまりの屈辱に身震いしたが、
「…はい、分かりました、希美様」
と呻く様な声で承諾の返事をする事しか出来なかった。
希美は和夫の頭から足を外すと、椅子にどっかりと座り、足を開いた。
「男奴隷、お前の舌で女御主人様に奉仕おし!」
「はい、希美様…」
和夫はよろよろと顔を、希美の股間に近づけた。希美は和夫を嬲って興奮したのか、彼女の陰唇はとろとろに濡れ、赤く充血してめくれていた。
和夫は今まで希美の若く張りのある白い肌を、豊満な胸を、大きなヒップを、そして秘密の陰部を夢想してオナニーしてきたのだが、今の彼は自分が矮小な虫けらで、希美の陰唇は自分を食い殺す食虫植物の花弁の様に思えた。和夫がためらっていると、頭上から、
「何をぼやぼやしてるの!のろまな男奴隷だね、さっさとお舐め!」
と希美の叱責が浴びせられた。和夫は慌てて彼女の股間に顔を埋めた。昂ぶった女性独特の饐えた様な臭いが鼻についたが、和夫はそれに耐えて舌を伸ばし、ピチャピチャと卑猥な音を立てて、懸命に希美の濡れた陰唇を舐め始めた。和夫の口に希美の分泌液が次々に流れ込み、その粘つく感触と口中に拡がる臭いが、彼を更に惨めに落ち込ませた。
既に興奮していた希美は、感じるのが早かった。彼女は両手で和夫の髪を掴んで引き寄せ、彼の顔面を自分の陰部に強く押し付けた。
「もっと舌を動かして、唇も使って私を喜ばすのよ!」
和夫は必死に口を動かし、唇で肥大したクリトリスを吸いながら舌先でつつき、希美に奉仕した。程なく希美は背をのけ反らせ、喘ぎ声を上げて絶頂に達した。
彼女は椅子の背もたれに体を預け、和夫の顔を股に挟んだまま、余韻に耽った。和夫は顔面を希美の陰部に密着させられたまま、饐えた臭いに咽びながら、舌を休めていた。
不意に希美は和夫を蹴り倒し、彼を床に仰向けにさせた。それから立ち上がると、和夫の顔面を跨いで、彼を見下した。
「舌の使い方はイマイチだったけど、まあまあ楽しめたわ。それじゃ、次のステップに移るわよ」
和夫は自分の顔の両側にそびえ立つ白い逞しい脚の付け根にある、濃い繁みと赤い陰唇を見つめながら、希美の言う事をぼんやりと聞いていた。自分の上に位置する陰部を見つめて、男の自分が女性器に屈服させられたのかと思うと、無念で視界が涙でぼやけた。
しかし和夫が無念を感じるのは、まだ早過ぎた。彼の屈辱は、まだ始まったばかりだったのだ。希美は軽蔑し切った目で和夫を見下し、厳しい事を言った。
「あら、お前泣いてるの。男のくせに女に奴隷にされて虐められるのが、口惜しいのかしら。でも最低の奴隷が口惜しがるなんて、生意気よ。お前はまだ偉そうに義兄のつもりで、私の事を義妹と軽く見てるから、口惜しいと思うんだわ。お前の甘えを断ち切って上げるわよ!」
「……」
希美は口元に邪悪な笑みを浮かべ、非情に言い放った。
「次のステップはね、お前を便器にする事よ。私のおしっこを飲めば、お前は自分が奴隷だと自覚出来るし、私の事も女御主人様と認識するようになるわ」
その2へ    
アクションマゾCOLLECTION2
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