なるみは5週間で「6-3」の焼印のケアを終え、去年の夏のように臨海学校で泊まったり、 女の子たちと前のように市営プールで泳ぎに行ったりしました。 そして、保護観察女が「健康状態:良好」と最終判定した次の日のできごとです。 なるみは縦長16畳の洋室で正座していました。 そこは真美様のおうちの、子どもたちの遊び場でした。 薄くないカーペットが敷いてあり、窓の形をした換気口は空気の流れもよく快適です。 ただしなるみの細いスネの下だけは、滑り止めタイプの硬い玄関マットでした。 スネに丸型の痕がたくさん付くぐらい、硬質ゴムはなるみのスネに食い込みます。 なるみの(同年代の男子に比べて)やや太い両脚はホウキの柄を挟んでいて、 ただでさえ苦手な正座をより痛いものにしています。 なるみがうつむくと、横向きになった「ジュニア調教辞典」の装丁が目に映ります。 決して薄くない「ジュニア調教辞典」が両脚の上に載っていなければ、なるみが途中で立ったのはすぐわかる。そういう、しくみです。 もし途中で立ったとしても、なるみに何ができるとも思えません。 なるみの背中を、ノースリーブシャツの上から男児用の胴輪が締め付けています。 胴輪には枷が2つ付いていて、なるみを高手小手の状態に緊縛しています。 なるみをこの格好で置いて行ったのは、あの真美様です。 真美様は進学塾の平常カリキュラムへ行くので、なるみをご自身の妹様に使わせてあげるつもりとおっしゃいました。 なるみにとって怪訝なのは、焼印のケアが終わってからも貞操帯を強制装着されなかったことです。 なるみの体に焼印を3回も捺した真美様のおうちでステイする。極限的な緊張感。 そのために、なるみは機会がたくさんあったにも関わらず4泊5日の間、一度も射精していません。 真美様のおうちは、広々としたマンションのワンフロアで、三十路女と小学生の娘二人の母子家庭に、保護観察女と男の子がステイしてる状態です。 エッチなことをする機会はたくさんありましたが、なるみはふつうのもらわれ子のように過ごしていたのです。 そんな境遇だったなるみの体が、放置されてるうちに変わっていきした。 貞操帯もブリーフパンツも、紺色の水着も穿いてない下半身から幼根がそそり立っています。 玄関マット、ホウキの柄、ぶ厚い本。子どもの柔肌に、容赦なく喰い込む物たち。 たった3点の物がなるみの脚を苛んでいるから、なるみは腰をもじもじ動かすこともできません。 幼根からはガマン汁がトロトロと溢れてきて、なるみの口からも「あふぅぅんっ・・・」と 切ない吐息が漏れます。 そのとき開け放したドアから、真美様の妹様がなるみをたしなめました。 「エッチ!射精は来週のはずよ!」 なるみは背中一面が勢いよくブルッと震え、「まだガマン汁です、里香子様!」と 声を絞り出します。 里香子様は、なるみが焼印のケアを受けていたときに10才のお誕生日を迎えたばかりのチビッコです。 所有者の真美様がモノの貸し借りみたいに、なるみの身を妹様にオモチャとして貸し与えたら、 なるみの気持ちなんて関係なくなるみのドミナは真美様から妹様へと変わるのです。 里香子様の格好は、被服の数だけならなるみとそんなに変わりません。 シャツとパンツのうち、シャツはなるみと同じシャツです。 なるみと違うのはまず、里香子様のお背中にもどこにも胴輪がついてないこと。 ソックスを穿いてること。 花柄で白いガーターストッキングを穿いて、ガーターベルトはシャツの裾で留めてること。 シャツの裾を巻き上げて丈を短くし、おヘソを出してること。 シャツの上から、エナメル製の女児用カップレス・ビスチェを着けてること。 そして嬉しそうに、薄茶色いスカートベルトをベチッベチッと打ち鳴らしてることが、里香子様となるみの違いでした。 すっぴんで日焼けした、とりたてて目を惹かれるところなんてない里香子様のお顔。 適当にカットしただけのショートヘアとぺったんこの胸。 遠目に見たら、筋肉が発達してグラマーになった体とショートボブヘアが目立つなるみの方が里香子様より女の子らしく見えるぐらいです。 しかし哀しいかな、なるみにとって里香子様は美少女に見えました。 何をされても抵抗できない(目の前の女の子との)関係と、誰も助けてくれない身の上。 体一つしか自分のものは残ってないほど、極限の境遇。 それらの要因が、なるみにとって里香子様をドミナに相応しい御嬢様に変えていたのです。 里香子様がお穿きの白パンツにワンポイントだけ、小さくて黄色いリボンがついてるのがなるみの目に入ったとき。 なるみは、正座した脚の上の「ジュニア調教辞典」にチューをしました。 |
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