プールの洗濯室で、何本もの濃い緑色の洗濯ロープが撓る。 濡れたバスタオルや紺色の水着を吊られて撓む、夏場の洗濯ロープ。 洗濯ロープの描く逆アーチ状のカタチは、四つん這いのなるみに似ていた。 つらそうにハァハァ言いながら、背中とお腹を逆アーチ状に曲げるなるみは女の子たちから人気がある。 でも今のなるみの玉の汗滴る柔肌は、四つん這いや犬歩きの地獄にはなかった。 幸いにも、剣道の蹲踞の姿勢でマタを開いて立っていられた。 ただしそこは洗濯ロープと洗濯ロープの間の、スノコの板3枚か4枚ほどのスペース。 しかもなるみの両手は、なるみ自身の肩甲骨と肩甲骨の間にあった。 緊縛もされていないなるみがこんな姿勢になるのは、ほかでもない。 洗濯室の中は、前も後ろも何組かの脚&股間が蠢いていて、なるみに視線の鞭を飛ばしているのだ。 そして他にも理由が・・・ 5年生の理奈(10才)は、なるみの貞操帯のペニスケースを後ろから見つめつつ、怪訝な顔をした。 なるみは右に左に、前に後ろに揺れながら、ウシガエルみたいに大マタを開いている。 (どうして、わざわざ苦しい開脚なんてしてるの・・・?) そしてしばらくして、理奈の顔はハッとした表情に変わる。 (バスタオルの下から・・・女の子のこと、のぞいてる!) (サイテー、エッチなドレイ・・・おちんちんおべんじょむし・・・) 理奈のハッとした顔は、みるみるケイベツ一色に染まっていく。 こういった誤解は、真美と綾香以外の女の子みんながなるみに対して抱いていた。 牡奴隷HM688号で異性のドレイに免疫のある理奈と違って、「信じられない」とでも言いたげになるみを見下ろす女の子も少なくなかった。 なるみの目の前のバスタオルを、真美が下げていく。 バスタオルに合わせて、みるみるうちになるみはマタを開いていく。 そしてなるみは、両足をスノコに着けた開脚、とでも言うしかない姿勢になった。 変わったのは、開脚のし方だけではなかった。 両手をマタ下のスノコに着けて、肉体的苦痛で背中をプルプル震わせながら体を支えている。 顔はというと、アゴがのけぞるほど一生懸命に天井を見上げている。 (やだ、そこまでして裸の女の子を見たいの?) いったん先入観の入った女の子たちの誤解は、あまりにも厳しかった。 なるみは真美から「なるみ(の体があってもいい高さ)はお洗濯(プールの洗濯物)より下ね?」とメイレイされただけ。 何の道具も使わない調教だけど、効果は抜群。 なるみは女の子たちの厳しい視線を一身に浴びながら、その視線が含む何かに気もつかずプールの洗濯物の下を這う。 ハァハァと荒い息遣い、必死の形相で、爪先から腕の付け根までをグネグネと歪ませてカニ歩きする、なるみ。 (後ろは黄色い帽子と下級生の水着だけだったから、後は向かなくていいな) なるみは、後ろや前がどうなってるかなんて気にも留めず、壁際へ足を這わせる。 なるみの心にあるのは、洗濯ロープの撓りが少なくて、バスタオル以外の物が吊ってある洗濯物のエアポケットだけ。 スノコの音と女の子たちの話し声は、満潮時の潮騒みたいになるみの耳を脅かすだけ。 女の子たちの熱気、人いきれ、蒸し蒸しした夏場の暑さ・・・ 紺色の水着の下でホッとしたような表情を(女の子たちに)見せ、両手をスノコから肩甲骨へ上げるなるみ。 なるみの表情と姿勢は、両腕を枕にしてリラックスする男子児童(※同じ子どもでも児童と奴隷は別物)に似ていた。 そして、クラスメイトの水着の一番下から滴り落ちる水滴を・・・なるみは口で受けた。 なるみ自身の湧き出る唾と一緒に、水滴を口の中でよーく味わう。クチュクチュ・・・クチュクチュ・・・。 水着の持ち主は、胸パット入りのキャミソールの裾から手を入れて・・・火照った表情でなるみをにんまりと見下ろす。 彼女は転落前のなるみから体操ズボン(短パン)を盗んだことがある。 でも、もうそんなことしなくても彼女の願望は叶えられそうだった。 真美の機嫌さえ損ねなければ。 他にも、こんななるみを想い続けてる女の子はいた。 ただ彼女には、他の子の水着の下にしゃがんで、なるみとキスしたり、体を触らせてあげる勇気なんてとても無かった。 そして、女の子たちの神経を逆撫でするようなことが起きた。 水着に着替えてる最中の綾香が、なるみの体に影を落とす。 「だめじゃない(なるみの下アゴが、洗濯物よりこちら側に出てるから)、なるみ」 綾香が、なるみの下アゴを太ももで軽く押す。 そのとき、なるみと綾香に目配せは要らない。 なるみはスッと両手を伸ばして、綾香のおへそから膝までを撫でまわし始めた。 それどころか、デリケートなところに沿ってなるみの指が這って行ったり、綾香の体でなるみの指が見えなくなることもあった。 綾香は口をきつく「一」の形に結んで、ときおり腰をちょっとだけ振る。 貞操帯がドレイのボッキペ○スを締め付ける。 なるみが「うわーーーッッ!綾香ーーーーッ!!」などと叫ぶ。 綾香は下も向かず、洗濯室中を眺めながら、だんまり。 きわめつけは綾香の下半身に抱きつき、なるみが綾香の生々しい感じのおマンマンにチューをしたこと。 思わず綾香も「あっ・・・んーーんっ」と声を漏らしてしまう。 とってつけたように「ひっ、きゃーーぁああ」と絞り出すような声で叫んでみるが、あまり声になっていない。 なるみと綾香の秘め事は、時間にして10分余りの出来事だった。 プールの授業の予鈴チャイムが鳴ったとき、綾香はなるみにシリを向けてみるみる小さくなっていく。 静まり返った洗濯室に1人残されたなるみは、「綾香を絶対に庇うぞ!」と心に決めて、ひっくり返りそうなほど蠕動する胃の腑を持て余していた。 なるみと一番対照的なのは、綾香だった。綾香はプールの授業には出ず、面談室で笑顔を見せていた。 綾香は大人たちに向かって、「う~~んっ・・・・・ケイン鞭、使いたいです」「ええ、はい」「羽菜子のレッスンのときで、いいです」などと、おぞましい受け答えを愉しむ。 女の子たちの想いなんてツユ知らず、なるみは綾香を触って臭くなった手を鼻息荒く匂っていた。 (好きなだけ体を触らせてくれた綾香、お前が一番好きだ!!) (秘密の約束、またしようなっ!) なるみはお腹が壊れるのも厭わず、口のまわりだとか、綾香の陰部を触りまわした手にベロベロと舐め付く。 脚にスケベ汁を何筋も垂らしていた綾香が、さっき歩いたスノコも犬歩きして鼻で追う。 しかも目標は綾香ばかりではなかった。なるみは体が渇いたせいで、洗濯物の水着にいっぱい歯形を付けて水を吸った。 それが、どんなことにつながるかも思い出さずに・・・。 いきり立つばかりのボッキペ○スがおとなしくなりガマン汁をスノコに垂らし始めた頃、なるみは段々と我に返っていく。 でも綾香の匂いと感触に恋焦がれて、足腰が立たなくなり洗濯室のスノコに裸身―いたいけな子どもの柔肌―を投げ出して・・・ 恐ろしい調教女師や児童自治会の子とかを待つのだった・・・・・・。 |