息子が母に望むもの 後編 |
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作者 yujiさん | |||||||||
「・・今日は本当に有難う御座いました」 「いえいえ、こちらこそ。でも本当にどうでしょう?うちのクラブでミスト レスをして頂けたらあり難いのですが・・」 「それは・・本当に御免なさい・・」 「あっいえ、僕のほうこそ何度もお願いしてしまって・・商売柄どうしても 癖が付いてしまいまして。どうか聞き流して下さい」 「本当にすみません、色々経験させて頂いた上にコスチュームまで頂いてる のに・・」 「いや〜それは全く気になさならいで下さい。うちの常連さんから幸恵さんへ のプレゼントなので。あの常連さん大変興奮されてましたよ〜何しろ幸恵 さんのような普通の奥様、美淑女の方から鞭打ちの練習台になれた事ばか りか、下着まで頂けたと凄く喜んでましたから」 「え、ええ・・・」 ・・・・・・・・・・・・・
途中、度々マスク男と会話を挟みながらも幸恵は鞭の打ち方、ヒールなどで 踏みつけ方や蹴り方の強弱、命令口調などの言葉遣い、罵倒、そしてマスク 男が何度も懇願し勧めたビンタを主としたスパンキングなどを実践する事に なってしまったのだ。 バチンッ!! パァンッ!! 「あ、あの、大丈夫でしょうか?」 「ハァハァ、ありがとう御座います!奥様」 自分の打ち放った鞭でマスク男の背中に線状の痣が出来ていくのを見て幸恵は 、思わず悲痛な感情が込み上げてきてきてしまう。 まるで拷問や懲罰・・・そして一体自分は何になろうとしているのか?溺愛す る信夫の性癖の為?それとも躾けの為?頭の中で考えれば考える程に複雑に なってしまい、やがて時間終了間際の頃にはマスク男に対して信夫に接する ような母性感情が込み上げてきてしまったのである。 「痛かった?大丈夫?」 「ありがとう御座います!奥様の鞭が頂けて幸せで御座います!」 「そう・・じゃあご褒美は何がいいかしら?」 「・・・そ、それではあの、私を便器にして頂けないでしょうか?」 「便器?・・おし・・いえ、聖水の事かしら?」 「はい、もし可能であられますなら・・黄金を・・」 「・・・・ごめんなさい、それはちょっと・・」 ・・・・・・・・・・・・ 「失礼ですが・・御愛人の方とかでしょうか?」 「いえ・・違います」 「では身内の方とか?」 「・・・・はい。」 「ん〜・・・あ、いや、沙羅さんからミストレス志願をされてる方と聞いて たものでしたから・・」 幸恵は、バーカウンターに置かれたままのカクテルグラスを手に取り、ひと 口ほど口に運ぶと、クラブの支配人に実は相手が自分の息子だという事と、 息子が自分に望む性的な事が、下男としての隷属願望があるとの事を掻い 撮んで打ち明けてしまったのだった。 何故なら、もしかしたら沙羅のアドバイスとまた違った意見、男性からの 視点から何か別の意見を聞けるからと思ったからである。 「・・・いや申し訳無い。私も今まで職業柄の事も勿論ありますが、そう いったケースを聞いた事が無かったものでね・・う〜ん・・」 「やっぱり・・・そうですよね・・・」 「彼・・いや、息子さんは何を求めてるのでしょう?単純に性癖、性的趣向 がMだから、あなたに女王様プレイを懇願されてるのでしょうか? それとも精神的な支配、隷属を望んでいるのでしょうか?・・」 「多分・・・性的なものだと思います。」 「なるほど。では、幸恵さん自身はどうですか?現にマゾ性癖の息子さんの 為にSMプレイを学ぼうとされてるのでしょう?それって、あなた自身に も独占欲があるからじゃないでしょうか?誰にも渡したくない・・望みを 叶えられるのは自分だけ・・違いますか?」 「・・・・・そうです」 「じゃあ簡単な事です。あなた方しか出来ない事を行うまでですよ」 「私達にしか出来ない事・・・」 まるで全身に甘美な痺れが巡っていく様な一言・・ 沙羅の言われるがままに厳しい折檻や体罰をして、あの子は本当に感じて 喜ぶのだろうか?・・そんな疑問を今まで抱きながら、それでも信夫が興奮 し求めるならばと想い、幸恵は女王志願せざる得なかった。 いったい自分は何をしていたのだろう・・・ 我儘な信夫を教育しなければならないと思ったから?本来の切っ掛けは? いや・・全ては性的視線や興味を自分に抱いていた信夫に感じてしまった 自分の行き過ぎた愛情からである。 母としてだけじゃ無く「女性」としても見て感じて貰いたい・・そんな背徳 の感情に支配されかかっていた時、信夫の惨めな隷属願望が妙な容で刺激さ れてしまったのも事実なのだ。 「幸恵さん。今、息子さんが求めているのは性欲とマゾヒズムの両方だと思い ます。あなたの色気、匂い、そして屈辱的行為に対する興奮・・そういった エゴとマゾが融合した性癖に対応するトレーニングがあります」 「・・・トレーニングってどういうものでしょうか?」 一瞬、支配人の顔がほくそ笑んだ様に見えた幸恵だったが、信夫の性癖に対し て今は沙羅の勧めた過激なSM行為よりも、男性視点で多々の性癖を垣間見て きたこの支配人のアドバイスのほうが必要だと感じていた。 「恐らく・・いや、多分でしょうが、幸恵さん自身は既に息子さんからS女 として教育されているのではと思いました。何故なら簡単に言ってしまう と幸恵さん自身が息子さんをそれだけ溺愛してるからです。 なので、私から提案するトレーニング・・・それは未だ開眼しきれて無い 息子さんのマゾヒスムを引き出してあげる事。その為に幸恵さんは淫靡な 言葉を覚え、舐め嗅ぎの奉仕をさせ、屈辱的に罵る行為を身に着けていく というものです。勿論、決して強制ではありませんが・・」 「・・・そんな事、私に出来るでしょうか?・・・」 「ええ勿論、出来る筈ですよ。数日も掛からないでしょうし、何より息子さん の事は幸恵さんが存じてるでしょうから。」 カウンターに置かれたままのカクテルグラスを再び手に取った幸恵は、意を 決したようにコクコクと飲みほ干すと、含み笑みを零す支配人の「クズマゾ 養成」というトレーニング受託してしまったのだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
信夫のフェティシズムな部分を理解していった幸恵は、自らも徐々に変態性の ある痴的なサディスティンに目覚めていき、業と臭く蒸らした足裏や腋を嗅が せたり舐めさせたりする事に興奮を覚えるようになってしまったのだ。 「あぁぁ・・凄い、すごく魅力的です!」 「フフフ。ねえ、腋が湿ってるけど嗅いでみたい?」 「はっはいぃ!舐めさせて下さい!」 「フッ、だれが舐めろっていったの?嗅げって言ったのが聞こえなかった?」 幸恵にとって、あのSMクラブの支配人からのトレーニングは想像していたも のとはだいぶ違っていた。 「ビンタ」は愛情の印・・という支配人の口車に乗せられ、練習台のマゾ男を 相手に何度もビンタをやらされたり、汚いと言える言葉も散々言わされ、苦悩 を抱えながらも最終的には信夫によって矯正されていってしまったのだった。 「全裸で臭い汚い公衆トイレで私の汗ばんで蒸れた腋の匂い嗅いで勃起させて 扱いて・・・最低のクズねお前。」 「むぅぅ〜ハァァ〜〜」 クチャッ、クチャ、とペニスから汁を垂らしながら扱きながら幸恵の腋を嗅い でいた信夫は、ふと次のおねだりを哀願するように情けない表情で見上げた とたん、幸恵から鋭い平手が飛んできたのである。 パァァン!! 「イッいぎぃッ」 「お礼が言えないのかしら?」 「びッ、ビンタして頂いてあ、ありがとう御座いました!」 「フフ♪顔が真っ赤よ。でも興奮するのよねぇ〜。ニヤニヤして、ド変態に も程があるわよ。お前」 「ハァハァハァ、幸恵さまぁ」 「フッ・・この汚物マゾ。嫌らしい顔で期待しちゃって・・ほらっその汚い便 所床の上で四つん這いになってごらん」 放置状態に近い小さな公衆便所は汚臭が漂い、汚れきった便器は尿便臭が漂い、 朽ちたタイル床には汚物や尿の痕が付着した空間。 歪んだマゾ欲がエスカレートしていった信夫は、ヘアスタイルやメイクなどで イメージチェンジした幸恵の色気の前に、情けなく悍ましい願望を打ち明けて しまったのだった。 念願のビンタ責め、蒸れ臭奉仕、顔面シューズキーパーなど・・そんな惨めな 責めや扱いを懇願してくる信夫に対し、幸恵はきつく罵る事を強要されてから は、マゾを甚振る事への興奮を見出していったのだ。 「醜い顔を上げて、舌をお出し!そう・・フフフフ、蒸れた網タイツの足先 なんて嗅がせてあげないわよ♪その代わり、お前に相応しい事をしてあげ るわ。」 この汚臭と尿汚物カスが散乱する公衆便所の床と同化するように、四つん這い の格好で情けなく舌を出し、いやらしく間抜けな表情を改造したセクシーな シースルーブラックフォーマル衣装に身を包むサディステックな女神のヒール 責めに信夫は、ペニスの先から黄ばんだ精液を出してしまったのである。
「宜しくお願い致します・・でしょ?挨拶も出来ないのかしらお前は。」 「申し訳ありません・・ご、ご調教を宜しくお願い致します!」 「フフ・・ウフフフ♪この変態野郎!たっぷり惨めに可愛がってあげる」 終わり |
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