Femdom Japan〜女性会員のいけにえオスリンチ@

作者 真緒様
※特殊な設定があります。この世界では魔法や人間以外の種族が登場します。


女尊男卑クラブ『Femdom Japan』。多種多様な目的を持つ女性が男性を使役し、オスをいたぶり懲らしめる館。この日は、二人の女性がFJを利用しに来た。白魔導士の田中真緒(まお)と格闘家の坂本知勇(ちはや)だ。二人は幼馴染で能力や性格は真逆だが、女性蔑視主義者に容赦ない点は共通している。

・女性会員の紹介

田中真緒…頭脳明晰で魔力が強い。一方で運動音痴。真面目で常識人、本性は熱血漢だが普段はクール。

坂本知勇…勉強は苦手だが運動神経抜群。直感力があり、機転がきく。アクティブで好奇心旺盛、悪ぶっているが根はやさしい。


二人の女性客を、男性会員…下僕オスが土下座で迎える。皆、上半身裸にズボンと首輪のみの姿だ。

下僕オス:「高貴なる田中真緒様、坂本知勇様。本日はFemdom Japanへお越しくださりありがとうございます。わたくしどもオスを使って存分にお楽しみくださいませ!」

彼らの様子をスタッフが見る。幸い、今回は全員合格点だ。態度が少しでも乱れていると、鞭が飛ぶ。真緒と知勇も満足そうだ。
真緒は下僕オスを一人選び、まずは本を読みだした。女性上位思想だが男性の幸せも考慮している彼女。今読んでいるのは女性が男性より優れている点、反対に男性より弱い点を大まかにまとめた本である。
ビアンでもある真緒だが、配偶者は元男性のMTFである。女性優位かつ男性が幸せになれる社会を目指しているため、お互いの良いところ・弱点を調べている。
時間にして十数分だったが、下僕オス『リキヤ』は非常につらそうであった。真緒は顔立ちが美形な一方スタイルはひどいらしい。178cmの長身だが体重も80kg以上あるため、並の下僕オスでは数分持たずつぶれてしまう。真緒は苛立っているときはわざと体力のなさそうな下僕オスを選び、つぶれたらむち打ちするというストレス解消法も行っている。

やがて真緒はいけにえオスをリンチすることにした。彼女が狙うのは、女性を劣っていると主張してくるオス。能力、人格、強さなどいろいろな項目で自分たちが上だと勘違いしているオスを尻に敷いて思い上がりを教え込み、身分の差と現実を叩きつける。それが真緒のスタイルである。
ハイヒールを響かせ、スタッフ地下牢の廊下を歩く真緒。いけにえオスたちは皆、土下座で頭を低くしている。これが彼らの基本姿勢だ。最初は皆反抗的だが、女性スタッフに調教されて表向きの礼はわきまえるのだ。心から反省している者は実際にはほとんどいない。それができているなら、奴隷未満のいけにえオスの身分から解放されているからだ。

真緒は一匹のオスを指名した。いけにえオス『MC94号』。MCは男性優越主義者という意味だ。罪状は『女性を出産以外すべてにおいて男性に劣る』と嘘をついたこと。こういったオスを真緒は心底軽蔑している。

真緒:「能力は、平均レベルで見れば女性のほうが高い。傲慢および無知にもほどがある。」

彼女はこうつぶやき、スタッフがオスを四つん這いで懲罰室へ連れて行く後ろからついていった。



懲罰室。さまざまな拷問器具やスポーツ用品、他各種道具がそろっている。ここは体育館並に広く、一度に複数名の女性がいけにえオスをリンチできる。真緒は、いけにえオスにまずこう告げた。

真緒:「お前、偉大な女性様をまるで出産しか能がないみたいに言っていたそうね。すべてに置いてオスに劣るなんて、とんでもない嘘をつくのね。」

真緒の澄んだ、しかしはっきりとした声にオスは土下座姿勢のまま震える。なお、女性会員はオスを基本的にお前、あるいはあんたと呼ぶ。一部の女性はそれさえ嫌悪し、あなたと呼ぶこともある。

オス:「ひいっ、お許しを、お許しを〜。」
真緒:「許しをこうくらいなら、余計なこと言うべきではなかったわ。いい、本当の能力は腕力以外、平均では女性のほうが上なの。生命力も、知能も、心の強さも、そして美しさもね…。私は、お前のようなオスが嫌いでね。身分の差をわからせてあげるわ。」

彼女は初めに、オスの頭をハイヒールで踏んだ。オスは声を勝手にあげることは許されないため、激痛に耐えるしかなかった。続いて、真緒はオスを馬にした。が、このオスは真緒を支えられず数歩でつぶれてしまった。真緒は鞭を借り、オスをむち打ちしながら叱る。その声は、芯の通ったものだった。

真緒:「女性一人の体重も支えられないなんて、非力なオスねお前は!無礼者!」
オス:「ひええ、あぎゃああ〜。お許しを。」
真緒:「無礼なオスの分際で、許しを請おうなんて図々しいわ!己の弱さを教えてもらったことに対するお礼と、それから非礼の詫びを言いなさい!」
オス:「はひぃ〜、真緒様、わたくしめの弱さを教えていただきありがとうございます〜。そして、真緒様と女性様に無礼を働いたこと、まことに申し訳ございません。」
真緒:「ふん、この辺で勘弁してやるわ。」

真緒は鞭をいったん女性スタッフへ返した。オスが苦痛にもだえ続ける間、真緒はずっと笑っていた。Sとしての側面が出たのだ。ふと見ると、牛のような巨大な像があった。真緒はスタッフへ尋ねる。

真緒:「すみません、あの牛みたいな像は何でしょう?」
スタッフ:「はい、あれはファラリスの雄牛…を参考にした拷問具です。本物は真ちゅう製で罪人を中にいれ、下から火であぶると中で罪人が蒸し焼きにされ、やがて死に至ります。その際罪人の声が音となって聞こえてくる仕組みです。」

こわっ。さすがの真緒も背筋が凍る思いだったが、それを使うことにした。牛の中へオスは入れられた。中の様子はモニターでわかるようになっている。女性スタッフが加熱のスイッチを入れる。
数分後、中が熱くなってきたのかオスが悲鳴をあげてもだえ苦しむ。ちなみにオスの声は女性には聞こえない仕組みだ。

オス:「ひい〜、熱い、熱い!お助けを〜。お許しを〜。」

狭い空間で熱地獄に苦しむオスを、真緒は大笑いで見ていた。その間、牛の像からは不思議な音が聞こえていた。これは中のオスの悲鳴が、音に変わり外へ響いてきたものである。この点は本物を再現している。
十分ほどたった頃、女性スタッフは装置を操作し、中に水が出てきた。致命的なやけどは負わせてはいけないので、水による冷却処置を行っている。もちろん、溺死しない量である。オスを死なせることは、女性スタッフといえども禁止事項だからだ。

オスの処置が終わり、扉が開いてオスが出てきた。オスは息も絶え絶えながら土下座し、あいさつした。

オス:「聡明な真緒様、スタッフのお姉さま、この…卑しいオスに…罰をお与えくださりありがとうございました。」

女性の名前がわからない時は、お姉さまと呼ぶのが全オスのルールだ。(年齢問わず)真緒は土下座しているオスの頭をハイヒールで踏みつけた。これがいけにえオスへの礼儀である。

真緒:「これに懲りたら、おかしなことは言わないことね。」

いけにえオスはいったん処置室へ送られた。メンテナンスされていない車を運転するのは不安なように、ケガしたままのオスには十分な制裁は難しいという理念からだ。真緒はホールへ戻り、軽食をとりながら再び本を読みだした。


一方、知勇。彼女は本来異性好きだが、一方で同性を大切にしている。そして、女性に対して礼儀のない男を嫌悪している。彼女のターゲットは、女性に対して汚い言葉を使ってくるオスが中心である。最近問題のネットスラングも含めて、だ。
いけにえオスの牢へ行く前に、知勇はスポーツブラとボクサーパンツ、ボクサーシューズと比較的露出の多い格好になった。女性は、全裸やトップレス、下着のみでなければどんな格好をしてもとがめられることはない。
そして、知勇がこういった露出の多い格好をするのは、いけにえオスを挑発する目的もあった。彼女はスタイル抜群である。185cmの長身、格闘で鍛えた筋肉質の体、そして97cmの豊満な胸。強さと美しさを兼ね備えた筋肉と、大きな胸にたいていのオスはスルーできず反応してしまうのであった。

知勇は今日の獲物を探すべく、牢の前を通る。すると、ある牢の前からこのような声が聞こえてきた。

オス:「ビ×チ!」(禁止用語。ここではオスを指すので女性に使うのは厳罰もの)

もちろん、これも知勇の嫌いな物言いである。案の定、彼女のかわいらしい童顔は一瞬にして鬼の形相に変わった。そして、どすの利いた低い声で叱咤する。

知勇:「てめぇ…薄汚い鳴き声あげんじゃねえよバカ牡。決めた、今日のいけにえはあんただ。」

オスは言うまでもなく土下座で謝罪した。が、後の祭りである。女性スタッフに出され、懲罰室へ連行された。

土下座姿勢のオスの顔は明らかに恐怖に満ちていた。知勇の腕っぷしの強さは多くのいけにえオスが知っている。知勇はオスの顎を持ち上げ、ゆっくりと語る。

知勇:「最近は、あんたみたいにまともな日本語さえ使えない低能オスがはびこっている。あたしはそれが我慢ならなくてね。いや、まともな日本人ならみんな怒っていると思うの。女性も、男性も…。」

「それに、あれはオスを意味するのよ、ここでは。だから、女性には使っちゃいけないの。わかる?」

知勇の声は恐ろしいほど穏やかであり、それがかえってオスの恐怖心をあおらせた。オスはひたすら土下座のまま詫びる。が、許されるはずもなくリンチが始まる。
まず、知勇のサンドバッグにされた。鋭いキックや重いパンチを体中に叩き込まれる。オスの顔はあっという間に腫れあがり、からだにはあざがいくつもできた。とはいえ、骨は折れていなかった。若くしてベテランの格闘家である知勇は、骨や内臓を傷つけることなく打撃でダメージを与える方法などをFJの本で学んでいた。オスは激痛に耐えながらも、声を出さずにいた。いけにえオスは必要な時以外、勝手に話すのは禁じられているためである。

女性スタッフがいったんストップをかけた。いけにえオスは両手を縛られ宙づりにされていたが、その拘束を解かれる。そして、今度は拘束台にあおむけで拘束された。右手だけを伸ばした状態、両脚は大股開きで首元と四肢は抑えられている。貞操帯も外され、男性器が丸見えになっている。

スタッフ:「お前には、さらなる罰を与える。右手指の骨折および片方の睾丸破壊。知勇さん、手指は好きなだけ折ってかまいません。睾丸破壊の際には、ひと声おかけいただけますか。準備をしたいので。」
知勇:「わかりました、ありがとうございます。 オス、聞いたよね?口は災いのもとってこういうことを言うんだろうね。それじゃ、指を折るから覚悟してね。」

オスはうっすら涙を浮かべているようだった。今の彼はさるぐつわを付けられ、完全に悲鳴もあげられない状態だ。知勇はオスの右手小指にあず手をかけた。第二関節あたりをつかみ、一気に力を入れて本来とは逆の方向に捻じ曲げた。鈍い音がして小指が折れ、オスからくぐもった悲鳴が聞こえる。痛みに暴れるが、拘束具のために大暴れはできなかった。
知勇は表情を変えず残りの指も同じようにへし折った。時間にして数分だったが、オスは激痛に泣き叫んでいた。続いて、睾丸破壊に移る。女性スタッフは心臓マッサージに必要な器具を用意した。睾丸破壊した場合、オスがショック死する可能性があるからだ。幸い、そういった事態は過去に起きていない。

知勇は靴をピンヒールに履き替えた。そして、いけにえオスの右の睾丸にかかとの部分をあて、ゆっくりと体重をかけていく。数秒後、鈍い音がしてオスの睾丸は片方、その機能をつぶされた。オスは悲鳴も上げられず気絶した。
女性スタッフが息があるかを確認した。幸い、生きていたので首輪に電流を流し意識を取り戻させた。オスは処置室へ運ばれた。本来オスは、制裁されたら女性会員にあいさつを述べるのが義務だ。しかし、今回のように女性会員に身体機能を不具にする制裁を行わせた場合は、それを飛ばしてすぐ処置室へ送る。

知勇はすっきりした顏でホールへ戻ってきた。真緒と合流し、雑談に花が咲く。

知勇:「よう真緒、あんたオスをいじめてきたの?」
真緒:「ええ。女性をすべてにおいて劣るなどととんでもない大嘘ついたのがいたからね。古代の拷問器具、ファラリスの雄牛のレプリカも使ってみたわ。知勇は?」
知勇:「ああ、あたしもタブーワード使ってきたのがいたから、そいつをボコしたの。スタッフのお姉さんから許し出て、右手の指をへし折って睾丸も一つ踏みつぶした。いやー、オスの白目向いた面、傑作だったぜ。」
真緒:「そう、それはいいストレス解消になったわね。私も、ファラリスのレプリカの中でもだえるオスの顔見てバカ笑いしちゃった。あなたは腕っぷしが強いから、器具なしでも結構オスをお仕置きできるものね。」
知勇:「まあね。道具を使うのも面白いし、直接殴る蹴るのもすかっとするぜ。」

二人は食事をとり、しばらく本を読んで帰宅した。下僕オスが見送る。彼らは土下座姿勢で、挨拶をした。

下僕オス:「高貴なる真緒様、知勇様、本日はFemdom Japanをご利用いただきましてありがとうございます!また私どもを遠慮なくご利用くださいませ。」
真緒:「ありがとう。また来るわ。」

二人が帰ったのち、女性スタッフ・須藤香織は対応していた下僕オスたち12人を専用の食堂に連れて行った。彼らの対応が今日は良かったので、ご褒美として栄養たっぷりの中華料理を用意したのだ。なお、女性会員や下僕オスの食事は、調理師免許を持った女性スタッフや下僕オスが作っている。

香織:「お前たち、今日はよい働きぶりだったわ。ご褒美として、とびきりおいしい中華料理を出す。お前たちだけのために用意したから、好きなだけ堪能なさい!」

香織のねぎらいに、下僕オスたちは豪華料理を存分に堪能した。彼らは働きが良ければ、このようによい待遇を受けられる。下僕オスたちは、料理の一部を残してしまった。香織はそれを、大きなポリバケツに集めるよう指示する。
これら残飯は、いけにえオスへ回されるからだ…。